「量子コンピュータが人工知能を加速する」読破
こんばんは、味噌煮込みうどんです!
今日は最近読んだ本を紹介いたします。
量子コンピュータって聞いたことありますか?
量子コンピュータは量子力学の考え方を使用したコンピュータです。
量子コンピュータでは、「0」と「1」の両方を重ね合わせた状態をとる「量子ビット」を使って計算をします。
カナダのベンチャー企業 D-Waveが量子コンピュータを開発し、グーグルとNASAが、「量子コンピュータは従来のコンピュータに比べて、1億倍高速である」と衝撃的な発表をしたニュースをご存知でしょうか?
製造技術上困難であることから、実現するのはまだまだ先だろうと思われていた量子コンピュータが、2015年に突如発売されました。
従来研究が進められていた方法ではなく、ある日本人が発案した「量子アニーリング方式」によって計算を行います。この「量子アニーリング方式」は、人工知能への応用性が期待されています。
人工知能も昨今研究やビジネス化が盛んになってきていますよね!
話題の人工知能に量子コンピュータを掛け合わせることで、さらに人工知能の研究開発の発展が見込まれます。
この本では、日本と海外の研究への取り組み方の違い、ベンチャー精神などについても語られています。まだまだ日本は企業と研究所の連携がとれておらず、また専門分野の垣根を超えた研究も出てきにくいのが現状です。
まだまだ日本人が研究する余地のある分野であるので、ぜひ研究がさらに進んでいってほしいですね。
量子アニーリング方式について詳しい内容はぜひ「量子コンピュータが人工知能を加速する」をお読みください!